盛岡を舞台に、老舗旅館の跡取りの彼氏のために、主人公の夏美が女将修行をする話です。
この枠のドラマは、在宅仕事になってから時計代わりに観るようになったものの、通して観たのは今の所、昨年の『純情きらり』と前回の『芋たこなんきん』くらい。その2作はどちらも、なかなかおもしろく観ました。なので、今期の『どんど晴れ』も、ありがちな話だとは思いつつも、とりあえずは観ていたのですが。
明るくて前向きで、何事にもめげない主人公。まあ、よくあるよくある。新米仲居としては、失敗続きだがめげない。時に仲居の領分をはみだしても、お客様におせっかいを焼く。まあ、よくある、のか?そうこうするうちに、めげないというより、学習能力ないんじゃ…という、主人公のトリぶりが、鼻につくようになってきました。そろそろ、やめよーかな、と思い始めたところで、今週のパートが始まります。すげえや、たった15分のドラマで、どうしてここまで突っ込みどころが豊富にありますか。と、いうわけで、今度はすっかりネタドラマとして、目が離せなくなってしまいした。
主人公の担当の宿泊客は、有名な経済評論家だという女性とその息子の翼くん(小4)。お母さんが講演の仕事に行ったきりなので、1日部屋にいて寂しそうな翼くん。不憫に思った夏美さんは、彼を牧場に連れ出します。乗り気でない子供を、強引に馬に乗せます。それについては、後で先輩仲居に怒られます。当然です。何か事故でもあったら大変です。
翼くんは喜んでくれたので、夏美さんはめげません。次はちょうど、盛岡で盛大に開催されていた「さんさ踊り」というイベントに、彼を連れて行こうとします。それについては、先輩仲居さんには、きつくダメ出しされます。しかしその夜夏美さんは、仕事を勝手に抜けて、翼くんを「さんさ踊り」に連れ出します。
お祭りの帰りに、翼君と自分の下宿で一服していると、いきなり下宿に住む女の子が、翼君に蕎麦まんじゅうを渡します。ご想像の通り、蕎麦アレルギーの翼君が、それを何も考えずに食べて、緊急入院。旅館の責任問題に、という運びでした。もうどこから、突っ込んでいいやらです。おおざっぱに
・勤務中に勝手に外出するな
・未成年を断り無く連れ回すな
・アレルギーの子供から目を離すな
だけでも、解雇、訴訟、賠償でおつりがくると思います。
細かいところでは、そもそも、この評論家も、子供の相手どころでない出張に、小学生を連れてこないだろう、普通。家を空けがちの仕事なら、家で子供の面倒を見る人くらい頼めるのだろうし。最初から旅館の好意を当てにして来るのは不自然。無理矢理にでも、母親が仕事で子供が寂しいのを我慢して、というの状況を作りたかったとしか思えません。
また、大人びた子供が、渡されたものを無警戒に食べたり。隠れて食べた訳でないのに、それを誰も見ていなかったり。突っ込んでくれと言わんばかりに、穴だらけです。
ちなみに、夏美の婚約者は、彼女が彼の実家で孤軍奮闘(?)しているのを尻目に、仕事の区切りがつかないからと、実家に戻って来ません。そこに今日は何と、婚約者の元カノが登場です。ナンダソリャ…。
本当にこのまま、続ける気なんでしょうか>脚本家。
更にやばいことに、この脚本家さん、さ来年の大河ドラマ『天地人』を担当するそうです。現代劇でコレなのに、時代劇だとどれだけはっちゃけてくれるやら。多分観ないですが、別の意味ですごい楽しみかも。
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そして「愛の人」直江兼継のドラマ。ベタな浪花節と、大奥ばりの女の戦いと、トンデモ戦国武将が楽しめそうな予感です。意外と上杉家のお家騒動がねちこく続くかも。